中学生のLINEでは、既読スルーや返信のタイミング、気になるでしょうね。大人だって気にしますもん。
いつも顔を合わす学校の友人関係ならなおさらです。
「既読をつけたのに返さないと悪く思われるかな」という心配は、勉強への集中を削ぎます。
スマホを他の部屋に置いておく、などは基本ですが、それでも気にする子は気にします。そこで試したのが、夜の利用時間帯に制限をつけて“返信できない状態”を作ること。 これだけのことで、けっこうストレスから解放されます、子ども自身が。
子ども自身は、まだ「ストレス」というものを意識していないので、集中できないとか、SNSが気になるとかですが、簡単なやり方でも効果はあるのでケアしてあげましょう。
中学生のLINEトラブルは「返信のタイミング」が原因になりやすい
中学生のLINEで起きるトラブルの多くは、 返信のタイミングが関係しています。
- 既読をつけたのに返さない
- 返事が遅い
こうしたことからすれ違いになるので、日頃から「嫌われたのかな」「無視されたのかな」 という不安がいつもある。
既読スルーは、大人なら「忙しいのかな」で済みます。
でも中学生は違います。LINEでやりとりする人 = いつも学校で顔を合わせる人 であることが多いので、割り切れない。
- 既読スルーでは、明日学校で会った時に何て言おう
- 返信が遅いと、嫌われるかもしれない、話題に乗り遅れるかもしれない
- 会話の終わらせ方、あれで良かったかな
などと気になります。勉強どころじゃありません。SNSでいいねが付いたか気になる、とはまた別の、現実と直結したストレスですね。気にするなというのはなかなか難しい。
返信プレッシャーを減らすには“他責理由”が必要
皆さんも思い当たると思います。自分がいま中学生だったら、自分の意思で 「今日は返信しない」 「夜はスマホを見ない」 と友人に言うの、難しいのでは?
自分はみんなと仲良くする気がない、って言ってるようなものですからね。
大人だって、気の進まない飲み会、断るのが難しかったりするでしょ。
そこで助けになるのが、 “親が時間制限をかけている”という他責理由。
自身の意思ではなく、 「親が勝手に制限してるから」 と言えることで、子どもは楽になります。
我が家の例:夜の時間制限でLINEが楽になった話
我が家では、最初はスマホの利用時間を 22時まで にしていました。
ただ、塾から帰ってくるのが22時を過ぎることがあり、 そのままだと「帰宅後にLINEを確認できない」という不便が出ました。今では、22時半にしています。
すると子どもは、 「22時半には使えなくなるものだ」 と自然に受け入れ、 その時間までに返信や確認を済ませるようになりました。
親が“悪役”になることで、 子どもは「返信できない理由」を自分で作らなくてよくなる。 これは心理的にとても大きいです。
なにより、友達から見ても、「あいつは仕方ない」となるからです。
まあ、修学旅行に行ったら、皆が寝るまで、一番最後まで起きているような、「ひとつの出来事も漏らしたくない」子には無理かもしれませんが、ほとんどの子はどこかの段階で「もう止めたいのに、LINEのやりとりが終わらない」と感じるのではないでしょうか。言い訳ができることはありがたいはずです。
朝6時解禁で生活リズムが整った
もうひとつ、思わぬ副産物がありました。 朝6時から解禁。
ただ単に、一般的なおやすみモードの時刻に合わせただけですが、子どもは朝起きて、 「昨夜の分のメッセージをチェックする」 という習慣になりました。
もちろん、 朝いちにスマホを見るのは望ましい習慣ではありません。 でもいつまでも寝ているよりはマシかな。
結果として、
- 夜は22時半で強制終了。あとが気にならない。
- 朝は6時に起きるモチベーションができる
ということになりました。
LINEのトラブルは、 技術だけで解決できるものではないですよね。
でも、 夜の時間制限という“他責理由”を作ることで、そもそもトラブルの原因となるのを減らせます。
親が悪役になることで、 子どもは人間関係の摩擦を避けやすくなるってことですね。
ご参考まで。